キミと俺と日常。

ゲイの主によるキミへの伝えられない想いを綴った自己満ブログです。
同性愛が苦手な方は精神衛生上、戻ってくださって構いません。

そばにいてほしい。

実家の祖母が亡くなりました。



妹から連絡を受けて、地元に戻ろうかとも考えたけど

責任ある立場だし、仕事に穴を開けるわけにもいかず、結局は今日も仕事でした。



親の死に目にもあえなかったし、

家族より仕事を優先した罪悪感もあって、昨晩は眠れませんでした。


「どうしたんですか!ひどい顔してる」


キミがせっかく話しかけてくれてるのに、

ちゃんと相槌うててたのか覚えてない。


喫煙所でひとりになって初めて泣いた。



ひとしきり泣いて、仕事に戻ったら

「僕でよければ相談のりますからね?今日の俺さん、すごく辛そう。」

キミが心配そうな顔をするから、また泣きなくなった。



なにもかも話して、

楽になりたかった。


嘘でも社交辞令でもその言葉に

甘えたくなって、

いい歳して馬鹿なのかな俺は。


そばにいてほしかった。




明日も仕事だから、

頑張ろう。

キミが隣にいてくれれば頑張れるから。

キミと俺の話。

まず、はじめに。


キミとは職場の後輩と先輩いう立場で、

仕事上、お互いのセクシャリティは公開している環境下にいます。

それに関して、ゲイだからどうのこうの言う人もいないし、まぁ、それを生業としているからというとわかるひとにはわかるんじゃないかなと思います。



キミは、なんというか、

ふんわり系というかほんわか系というか、白黒はっきりさせない系というか。

若干天然な感じの線の細い容姿の子です。


俺はというと、

うーん……初見のひとには

「いつでも強気」「キャリアウーマン(ウーマン?)」「負けず嫌い」とか言われてる感じで、

キミとは正反対の性格と言えると思います。

割となんでもズバッと言っちゃうので嫌いなひとは嫌いかも。

キミにも嫌われてたりしたらどうしようとか不意に考え込むこともしばしば。



出会いは職場で。

俺が先輩で、キミは俺の1個上なんだけど、後輩でした。

キミの仕事ぶりはまぁ……


できない子(きっぱり)


という印象しかなくて。

なんかふわふわしてるし、怒ってもすぐにしょげるし、やりづれぇなとさえ思ってた。


そのうち、歳が近いってこともあり、プライベートで映画を観に行ったり、食事したりすることも多くなり

共有している時間が多くなり、キミの生い立ちや此処にいる経緯や、普段出さない感情を知るようになっていって



いつの間にか好きになっていました。



ホントにどこで好きになったのか、今でもわからないけど、

一緒に仕事していても

キミの横顔ばかり見てしまって

キミが喜んでくれること、なにかないかな?とか考えるようになって。

この歳になって、めちゃくちゃ恋愛しちゃってる自分に気づいた、って感じです。


でももうすぐお別れで。

俺は3月から転勤になるんです。

すぐに……というか、今後は地方エリアになるので、会うこともなくなると思います。


そんなだから、焦っちゃって

なんかしら思い出作っとこうとか、

もっと近くにいたいとか、

できるなら一緒に来て欲しいとか、

もう欲望が爆発しそうで。



だから、そんな誰にも言えない気持ちを書いて、発散して、

キミのことを忘れないようにしようとか柄にもなく乙女なことをしているわけです。



あ、やべぇ

これ長くなるので

一旦このへんで終わっときます。